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アナグマ

流行りを身にまとった友人に出会った話。

先日、高校時代の友人達に街中で偶然にも遭遇した。

そのとき仕事帰りだった私はトレンチコートにストール。
軽く巻いた髪を後ろでまとめて、スカートは膝丈、トップスは襟付きの淡いブラウスという無難に無難を重ねたコーデ。
遊びを取り入れている個所はヘアアクセとバックと鞄とネイルだけ。
アクセサリーは見栄でちょっといいのを付けている。

はたから見たら本当につまらないOLなんだろうなって感じだった。

友人達の格好を見たときにおもわずかわいいなあと思いながらまじまじと見たがあることに気が付いた、
四人中四人が流行りのデニムジャケット。
中は思い思いのものを着ているが、アウターは同じものなのだ。
みんなで示し合わせたのか、それとも流行っていて偶然同じになったのかはわからないが気になってしまった。

 次に気になったのは髪色、彼女たちは金に近い茶髪で軽く巻いていた。
ショートヘアーの子もいたが、髪が長い子はセットがみんな同じなのだ。
で、口紅も今はやりの真っ赤な口紅だ。

彼女たちは25になるのにまだ若い子の格好をして楽しんでいる。
(彼女たちの仕事がアパレルショップ店員やキャバ嬢、ベビーシッターという派手な部類の仕事をしているからかもしれないが。。。)
私がそういう格好ができるときというのは休日だけだし、最近は休日と言えどはやり物はどうにも気が引けてしまい、似たような形のワンピースやスカートに仕事兼用のジャケットで生活していた。
化粧だってうすうす気が付いていたが私は4,5年前のデカ目全盛期の化粧の仕方から変わっていない。
仕事が忙しいという言い訳でなんとなく逃げている気がしたが、街中で偶然会った友人たちを見て決定的に差がついていることを確信した。

その日は久々に若い子見たく流行りの服を買って帰ろうと決心をし、いつも入る服屋よりも年齢層が低めの服屋に入り、
流行のビスチェを手に取って試着してみた。
それを店員のおだてに乗せられて満足げに購入、帰路に就くときに先ほどあった友人たちの一人からLINEが入る。
LINEというのを使いこなしているのも若い証拠だなあと思いながら、メッセージを開くと
「アナグマちゃん、おとなな女性できれいだったよー。今度私のコーデもしてくれたらうれしいなあ。」
とキラキラがたくさん入っているメッセージが表示された。

ああ、そういう見方もできるのかあと思うとなんだか気持ちが軽くなった。
自分が老けたのではなく生活環境で大人になったと考えればいいのかもしれない。

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最終更新日:2014-04-22 11:01

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